harrkのブログ

コーヒーだけで生きていきたい。愚痴の遺書。

ごもっとも。



約3年付き合った恋人と別れた。
理由はたくさんあって、特に大きい原因ってものもなくて小さな事が積み重なって別れた感じだった。

愛されてはいたと思う。
時たま気まぐれにプレゼントをしてきたり好きだよって言ってきてくれたりした。
本当に気まぐれで稀で、例えば喧嘩の仲直り後だとか。

滅多に示されない愛情表現に、愛想が尽きてしまったのかも知れない。
だって愛されたかった。
確かに好きだった記憶はあるけど、情と言われても否定できないかも。
否定できるほどの材料がない。
別れ話をする覚悟を決めるまでにかなりかかって、でもいざ振ってしまうと、案外呆気なく吹っ切れた。

今までの離れたくない気持ちも好きな思いも綺麗さっぱり消えたみたいだった。
冷たい女だと思われても仕方ない。
むしろそう言ってくれ。

「そこにいる事が当たり前になってた」
「色々前兆とか合図は出してくれてたのに気づいてやれなかった」
「嫌だ。ごめん」

色んな事を言われて引き止められたけど、思ってしまったし言ってしまった。

「喧嘩した時別れる方に持っていくのはあなたで、私が本気で別れ話をしたらそんな事を言うなんて。
覚悟が無いなら最初から言わなければ、余計に傷つく事も喧嘩が悪化したりする事もなかった」

喧嘩中に勢いだけで言ってるから本気じゃないと判断はできなかった。私の気持ちをあなたも知ればいいって仕返しをしたくなった。
必死に止めてくる恋人の姿を見て、何も思わないどころか、ざまぁみろって思ってしまった。

一時期距離を置いた時に先輩に傾いていると知った時の私の気持ちとか、私以外には優しい態度とか。
特別だから遠慮が無いって言われても全く嬉しくない。根本的に思ってるところも見てるところも違ったんですね、
そりゃあ合わない訳よ。

全てがあの子のせいだとは思わないし、私が悪い所もたしかにある。
私が子供で、成長してなかった所もあった。

その上で、一緒にいてお互いが人間的に成長できるとは思えなかった。
示されない愛に飢えて仕方なかった。
伝わらない行動に何度言葉にしてほしいと思った。
私はあなたと一緒にいるために色んなものを諦めて、色んなものを得てきた。
これ以上自分が変わろうとするんじゃなく、相手にも変わってほしいと思った。

今じゃなくても、もう終わりはだいぶ近かった。
あの子は滅多に人に相談なんてしないけど、友達や家族から「そんな子好きでいるのやめた方がいいよ、諦めろ」とか言われてるんだろうなぁ。

ごもっとも。

自分でもこんな女嫌だよ。
あー今日も死にてえ